商品番号:1519754
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
証紙などございませんが
西陣物に間違いございません、
夏の風雅なムードの袋帯のご紹介です。
本品はもじり織りの技法
(二本の経糸が一条目となり、一方がある部分で
他一本とからまってこれをひきよせ、その部分に隙間を作る織り方が捩り織です)で織り上げた、
織匠の技とたゆまない努力が存分に伝わる夏袋帯です。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として
仕入れました
ふたつ折の締め跡がございますが
おおむね美品です
たれさきの文字確認のため
口があけらてていますが
綴じのちお届けします
【 お色柄 】
オフホワイトに淡い黄緑のぼかしの絽地には、
幽玄にその煌めきを浮き沈みさせる緑青箔を
用いて 金銀糸とともに
すすきに舞う蝶の意匠を織浮かべました
年々、夏のフォーマル帯は少なくなりつつあります。
情趣漂う帯姿をぜひ、お値打ちにてお楽しみください!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.45m
柄付 6通柄
◆最適な着用時期 5月下旬~6月の夏単衣頃、6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー 付き添い、お呼ばれ 音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせるお着物 夏の訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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