商品番号:1519476
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
惚れ惚れするような魅惑の染め帯…
名門『染の北川』より、大変お値打ちにて
美しい塩瀬九寸帯をご紹介いたします。
大量に作ることなく、コストがかかっても実際に締めて喜ばれる一本を作りたい。
ハイセンスかつ、上質な仕上がりは、
北川さんの真摯な姿勢をしっかりと感じさせてくれます。
まずはごゆっくりご覧ください。
【 お色柄 】
染料をぐんぐんと吸う上質な五泉の塩瀬地。
ぽってりと水分を含んでいるかのような適度な重みを感じ
染付きもよく、上質であることがお分かり頂ける生地を
胡粉色に染めなしました。
意匠には、杜若の花模様を染め描きました。
たっぷりと施された金彩が絶妙に調和して…
淡い憲法色の暈し染めとともに浮かばれた
葡萄唐草を染め表しました。
その上にふっくらとボリューム豊かな刺繍を重ねて…
狂いない針の進みが生み出す均整の取れた縫いの美。
柄行にしても素材にしても一切手を抜かず、良質の素材を用い、
しっかりと創るという基本中の基本を頑なに守り、
生み出された妥協のない作品です。
手仕事の創作品のため、数あるお品ではございません。
ひと目でその心意気と高い技術力を実感して頂ける、素晴らしい出来栄えの一本です。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
【 CHULTHAINo.6について 】
染の北川といえばまず、和木沢絹や松岡姫。
そこから7年以上かけて出来上がったゴールドシルクを経て…
さらなる白さとやわらかさを追求し生み出されたのが≪CHUL THAI No.6≫。
今回の作品に用いられている白生地でございます。
CHUL THAI No.6
Fresh Raw Silk:繭の中の蚕が生きたまま繰糸する「完全生繰り糸」
光沢が良い(発色に優れ、つやがある)
糸が細く長い(軽い生地に織り上がるため、裾さばきが抜群)
強くてしなやか(弾力性・伸縮性に富み、シワの回復が早い)
触れるだけで指先からとろけてゆきそうななめらかな質感。
内側に水分をたっぷりと含み、肌にすっと吸いつくかのような。
比べてみれば、その差は歴然。
低品質の白生地は押さえて無理矢理染料を吸わせなければならないところ、
CHUL THAIの白生地は、ぐんぐん自分から染料を吸いにいくと聞きます。
これこそが、染料の厚み。
「染めつきが良い」とはまさにこのこと。
深く厚く染み通った染料は光に負けることなく、
このように、他の染め屋さんがヤケを恐れて嫌がるようなお色も、
美しいままに永く堪能することができるのです。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ3.6~4.1m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4.1mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめ帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
白生地には五泉の特選塩瀬地を使用しています。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お付き添い、お食事、お茶席、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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