商品番号:1519453
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
皆様ご存知…名門、織楽浅野。
そのハイセンスなお品ばかりを制作されております機屋の本家が、
今回ご紹介いたします、浅野織屋でございます。
その意匠や織り味は、おきものファンの方々に根強く支持され、愛されております。
つやめく絹…
この質感、まさに「羽衣」。
オーガンジーのようにふうわりと超軽量、
美しい絹質にて織り上げられた、極上の帯をご紹介いたします。
湿緯(ぬれぬき)糸を用いて丁寧に織り上げた、
大変稀少な創作品でございます。
薄手の仕上がりですが、
単衣・袷の時期にお締めいただくよう作られているお品です。
ほんのりと気品をみせる特選帯、美しきお着物とコーディネートいただきまして、
透明感をより一層高めるような装いにお楽しみいただきたく思います。
【 色柄 】
ぬれぬき糸を使用することで生まれるシャリ感。
透けるほどに薄手にしなやかに織り上がった唐絹地。
裏地に糸の渡りがないこだわりの織り上がりは、
お柄ひとつを織り上げるたびに機をはずして糸をくくるという、
本当に手間隙を惜しまずに製織されております。
見る人が見ればすぐにわかる、心惹きつけられるその魅力。
ふうわりと軽やかな鳥の子色の帯地は、優しくも、すっきりと、
オーラをまとうかのような品の良さを持って。
白色・淡黄色・白藤色などの向い蝶丸模様が唐織にてあしらいました。
帯地には菱のお柄も込められて…
ふっくりと丁寧に丁寧に…
贅沢なほどに富貴なる凹凸に、
かつ、ここまで控えめな面持ちの優彩。
正統派の品格あふれんばかりに、気品満ちる仕上がりです。
【 ゴールドシルクについて 】
世界一の光沢を放つ絹糸「ゴールドシルク」は、
タイ山奥の自然環境で育つ黄金色の繭から生まれます。
ヨーロッパの貴婦人の間でも評判の絹の風合いを、
帯に織り上げたのが「ゴールドシルク帯」です。
ゴールドシルク帯は、
帯を締めるというよりは身にまとうという表現が似合い、
軽くて柔らかく、締めやすいのが特徴です。
この風合いを出すために、
経糸には、江戸時代の製糸技法である生繰り技法を用いて、
十四中と呼ぶ髪の毛より細い絹糸を作り、帯の幅に3600本配列しています。
織り込む横糸は、奈良時代より天皇や公家の装束を織る時に用いられた、
横糸に水分を含ませて織る技法を用いて、普通の帯よりも緻密に織り上げています。
【 湿緯帯(ぬれぬきおび) 】
有職織物は独特の風合いを出すために「ぬれヌキ」と呼ばれる技法を用います。
「ぬれヌキ」は染め上がった絹糸を、
水や湯・薄い糊液で湿らせ柔らかくして横糸に織り込みます。
経糸とのなじみが良くなり横糸の密度を増し、美しい光沢と地風が生まれます。
「ぬれヌキ」は乾くと同時に、経糸に横糸が密接に結びつき、
強固な地風となり絹糸のしなやかさも増します。
「有職」にもこの「ぬれヌキ技法」を用い、
薄手で柔らかく、光沢のある帯として織り上げました。
絹100%
長さ約3.6m (仕立てあがり時)
六通柄
おすすめの帯芯:綿芯松
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、趣味のお集まり
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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