商品番号:1519335
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
鬼才・『伊藤若冲』―。
かの有名な「群鶏図」、「梅花皓月図」といった作品を含む、
鮮やかな色使いかつ写実的な若沖動植綵絵図など、
その極彩色の世界は、現在でも注目を集めております。
細緻かつ迫力あふれるその若冲の作品を、西陣の技術で
忠実に織り上げた逸品袋帯をご紹介いたします。
お洒落袋帯として、カジュアルダウンの装いにお楽しみいただけます。
織りのおきものにも素敵になんと通好みの装いとなりましょう。
今回は御仕立て上がりで大変お値打ちに入荷することができました。
お目に留まりましたら、この機会にご検討頂けると幸いです。
まずはどうぞご覧ください。
【 色柄 】
かの若冲の作品より…
『蝦蟇河豚相撲図』をモチーフにした創作品のご紹介です。
しなやかでいて密な織味の帯地はシックな墨黒色。
その帯地に、黒や灰色の濃淡にほんのりと銀糸を
加えてすっきりと織り描き出されております。
裏地にもこだわり、若冲の玄圃瑤華が表現表された逸品です。
若冲ならではのムードを、その帯姿に堪能いただきたく思います。
若冲の異様な集中力から生み出される…
絵のすみずみに至るまで均質に埋め尽くされた精緻微細な造形美。
その美しさが、名門ならではの織の技術によって、細やかに再現
されております。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
【 伊藤若冲について 】
伊藤若冲は、京都錦小路にある青物問屋の長男として生まれました。
40歳を機に家督を弟に譲り、画業に専念。
初めは狩野派に学び、その後、宋元明の中国絵画を摸写、
さらに実物の写生を行うことにより、独自の絵画世界を確立いたしました。
生涯独身で、禁欲を徹した清冽なる画家といわれております。
代表作は、「動植綵絵」「鹿苑寺大書院障壁画」「仙人掌群鶏図」。
特に鶏や牡丹を好んで描きました。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.45m
お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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