商品番号:1519235
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
自然を写し取る、感性溢れる審美眼。
京友禅の大家、田村信之氏の描く世界は
独特の優雅さと柔らかさがございます。
京都彩芸美術協同組合の理事長も務められる実力派の作家さんで、
染織工芸の分野における重鎮作家として知られております。
そんな巨匠が手がけた逸品。
めったに出回るお品ではございません。
中でもご紹介が殆どない九寸帯!
ゆっくりとその世界観をお楽しみくださいませ。
【色・柄】
しなやかな絹地は、一面に銀糸を織り交ぜた銀通し地。
発色の美しい絹地を、穏やかな灰青色に染めて。
お柄には、背景に水色と白とで斑模様を浮かべ
シャープな糸目が印象的な「ホタルブクロ」の花模様を描きました。
独特の世界観が、その構図と鮮やかな色彩遣いにて見事にあらわされております。
その透明感のある面持ち。
ひと目でその世界観に引き込まれるような…。
心動かされる力のある作品は作家さんものならではかと存じます。
お手元で大切にご愛用いただけましたら幸いでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.75m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、レセプション、観劇、芸術鑑賞、コンサート、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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