商品番号:1518191
(税込)
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【仕入担当 竹中より】
山形県指定無形文化財「白鷹板締小絣」織元【白たか織】さんの、
高機手織草木染の綾織(あやおり)のお着物。
白たか織の中でも、この『綾織』は、
殆どの方がその存在すら知らない超希少なお品です。
まさに通好みの洗練されたお着物でございます。
織物ファンの方には是非一度ご覧いただきたいと思います。
リサイクルならではのこの価格ぜひ
この機会にご検討ください
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品としてしいました
着用しわが少々ございますので
プレスのちお届けします
その他 汚れなどはございません
【お色柄】
雪と寒さの厳しい山形県では、藩の財政難を立て直すために、
九代目米沢藩主・上杉鷹山(ようざん)が、
農閑期に適した丈夫な織物の製造を奨励した結果、
紬づくりの技術が花開きました。
手作りの良さが見直される現在、
置賜紬は、紅花染めに代表される米沢紬、
経緯併用絣の長井紬、板締め絣の白鷹紬などの総称として、
多くの方々に知られております。
今回ご紹介いたしますのは、置賜紬の中でも、
本当に数の少ない白鷹織。
その工程のほとんどを手作業で行い、
現在では最も古法を守っている織物でございます。
琉球に伝わった絣織物は、白鷹がその北限とされております。
現在では、その御召織元も2軒のみ。
全てが手作業のため一反の仕上がりまでの期間が長く、
年間でも100反以下しか織られておりません。
本当に山深い場所だそうです。
外界から半ば閉ざされた機屋さん。
古伝の技法を頑ななまでに守り、
焦ることなく一反一反丁寧に織り上げられております。
年間100反を切る生産量で、やっていけるのか?
もちろん無理だそうです。
そのため、一反一反が非常に高値で取引されております。
その分、多くは作らず、手は抜かない。
そうした真摯な姿勢が、受け入れられているからこそ、
白たか織が今日まで継承されているわけです。
経糸、緯糸ともに良質の生糸を使用し、
一反一反高機にて丁寧に手織されております。
また、植物を主染料として、
平織りでは得られない独特の風合いと光沢を、
綾織にすることで生み出しました。
穏やかで深みがあり、密やかな光沢のある地風。
草木染料によって、幾度も重ね染めをすることで、
ここまで美しい色を生み出しました。
主染料に使われたのは、よもぎにインド藍。
穏やかな白藍に浮かぶ
綾織の縞間道模様。
綾織の中でも 複雑な組織で仕上げた面持ちには、
格別な存在感、風格がございます。
化学染料は、一度その染料に浸されますと、
一瞬にしてそのお色に染まりますが、
天然染料はそのようにはまいりません。
思ったような色を出すために、媒染を介して染料と染料を、
何度も掛け合わせる手間とその苦労。
自然との対話の中から生み出される美の結晶。
こだわり抜いた染め色の優しさから、つくり手のセンスが感じられます。
着心地良く、着回しも本当に便利ですので、
長年お着物に慣れ親しむ方にとって、
手放せない一枚としてご愛用いただけることでしょう。
まず他にはない品質、価格。
自信を持ってお薦めいたします。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
表裏 絹100% 手縫い
居敷当てあり
草木染料 インド藍 ヨモギ
パールトーン済
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
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裄丈 | 66.3cm(1尺7寸5分) |
袖巾 | 34.1cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm(1尺7寸7分) 袖巾34.1cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 4末ー6 9-10単衣時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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