商品番号:1517211
(税込)
【仕入担当 竹中より】
西陣の伝説でもある
山口伊太郎氏―
山口安次郎氏―
そしてもう一人、山口成三郎氏。
西陣が誇る、
唐織能衣の祖ともいえる三兄弟でいらっしゃいます。
今回ご紹介いたしますのは、その山口成三郎氏の意匠を今に伝えるべく、
受け継がれきた伝統の織り技にて表現されたおひとつです。
山口の名を冠し、西陣唐織の名門として名を馳せる【山口成織物】から、
高尚な特選袋帯をご紹介いたします!
【お色柄】
能衣裳に継がれる西陣の誇る絹唐織物。
美しき絹の本格を一条の帯に託した…。
本格派唐織袋帯の一品でございます。
淡く穏やかなオフホワイトの唐衣地に、
ふっくらと唐織の立体感で浮かぶ多彩な「菊」の花模様。
合間に金の箔を用いて露芝や桐も表現され、艷やかなフォーマル帯に仕上がっております。
留袖・訪問着から色無地、付下げ、色無地などとのコーディネートにて。
高貴で華やかな帯姿を演出する一条です。
唐織ならではの上質な締め心地を、ぜひともご堪能くださいませ。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹90%以上 金属糸風繊維10%未満
長さ4.37m(お仕立て上がり時)
山口成織物謹製
◇六通柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 初釜、お付き添い、パーティーなど。
◆あわせる着物 留袖、訪問着、紋付色無地、付下げ
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