商品番号:1515688
(税込)
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【 仕入担当 竹中より 】
組帯で高名な伊豆蔵明彦氏率いる
ひなや工房のお仕立て上りの袋帯です。
お探しの方はぜひ!
証紙なしですがひなやの特徴である
裏地に菱の九点文羅が手織りで入っているので
間違いございません。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございます。
結んだ際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
正倉院御物に残る束帯(聖徳太子が刀をさげている紐)の
組みひもの組織に見せられ、
長年の研究、試行錯誤の結果7~8cm幅までしか組めなかった組み紐を
帯幅まで広げることに成功した氏は、
現在ではタペストリーや段通まで組み上げ、
その作品は日本国内だけでなく海外でも高い評価をうけています。
灰白色に灰色の横段暈しに金糸を織り込んだ
地に間道の意匠を帯締めを一列に並べたような綾竹組により込めました。
お太鼓近くは縦糸を動かし手組によりお柄を表現し、
ゆらぐ縞模様の
おしゃれなアクセントをつけました。
まるで帯とは思えない程のしなやかさと、
全てのお着物ファン魅了する素晴らしいお締め心地…
どなたが見ても一目で良きものとおわかりいただける秀作の組織美で、
一味違った味わい深い後姿をご堪能下さいませ。
どうぞお見逃しなく!
【 ひなや工房について 】
自然染織家・伊豆蔵明彦が主宰
くむ・あむ・おるをコンセプトに掲げ、
飛鳥・奈良時代にシルクロードより
隋・唐を経て伝わった唐組の技法を
伊豆蔵明彦が20年もの歳月をかけ研究、
現代に復刻生み出された「和唐組」を
ベースにした着物や帯を製作していた。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% (証紙なし・指定外繊維を除く)
長さ約4.6m
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事会、ご趣味の集まりなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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