商品番号:1509321
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
老舗であり、またその意匠と織の技術は
西陣でも一目おかれる名門、大庄弥さか。
大文字屋庄兵衛の名のもと、よきお品を作り続けていらっしゃいます。
本来はごく限られた先にしか流通せず、そのお値段もかなりのもの。
今回はバイヤー目利きにてお値打ちに仕入れて参りました。
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
金糸を配し煌めきを放つ帯地は、くすみのある潤色や黒色を基調として
流水を織りあらわして。
見た目とは裏腹な軽やかな地風。
味わいある配色が通好みで風雅な帯姿をつくりあげます。
いざお太鼓を作り上げたときのなんともいえない表情は、
まさに“工芸帯”といった雰囲気を如実に感じさせてくれます。
絹糸の導き出された偶然性、
あるいは計算され尽くした出会いが醸し出す表情豊かな風合いを、
おきもの上級者のお洒落な帯姿にお楽しみください。
帯だけが引き立つわけでなく、合わせる着物に溶け込みながら奥行きを感じさせ、
あらゆる着物を着尽してこられた着物巧者の方にもきっと喜んでいただけると思います。
この風合いが画面上でどこまでお伝えできるかわかりませんが、
自信と責任をもっておすすめいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大文字屋庄兵衛について 】
当代で10代目となる大庄さんの帯は京都問屋のあいだでも
ごく限られた先にしか流通せず、そのお値段もかなりのもの。
数多ある西陣機のなかでも、
知る人ぞ知る老舗名門機、大文字屋庄兵衛。
繊細な織りの技と、高い意匠力、その原点は…
徳田義三氏より受け継がれる図案と思想、そして現代に通じる一条の帯を創作していらっしゃいます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.45m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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