商品番号:1504575
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
ふっくらとした玉糸の風合い豊かな改石牛首紬地に、
味わい深いジャワバティックにてお柄を染め上げた
京袋帯のご紹介です。
牛首紬の中でも特に希少な改石牛首紬を用いており、
帯地、染めの風合いを存分にご堪能頂ける工芸品です。
異国ムード薫る上質な加工は必見!
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ!
【色・柄】
しなやかな中にも紬の味わい…
ふっくらとした玉糸による節の風合いが浮かぶ牛首紬地は、
淡いオフホワイトを基調として、
一面にチャンチン染にてジャワ更紗模様をあらわしました。
「チャンチン」と呼ばれる、銅製の蝋留めを竹の先につけた道具を用い、
丁寧に蝋置きした手描きろうけつの更紗。
創作には、かなりの日数(数十日から数ヶ月)がかかり、
模様すべての蝋置きがチャンチンを使った手描きによるものですので、
ひとつひとつの創作品はそれぞれが、世界にたったひとつのものと言えます。
小紋や織の着物、特にゴールデンムガやタッサーなどに
ぴたりと合う地風ですし、大島や結城・牛首などの逸品紬にも
負けない風格、またシンプルな無地紬で帯を主役にした装い…と、
様々にイメージも広がりゆくことでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【ジャワ更紗(バティック)について】
多くの島々からなる国・インドネシアを代表する染め物。
カイン・バティックと呼ばれ、実に表情豊かな世界を描き出しております。
カイン・バティックの「カイン」は布、「バティック」は蝋けつ染を意味し、
その名の通りロウケツ染めの技法によって布を染める手法です。
【加藤改石 本場牛首紬について】
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、年間生産量が一番少ないものが牛首紬です。
二匹の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけ用いますため、
年間9万反の大島に対して、牛首紬は年間何百反と言われております。
中でも、加藤機業場の作品を見かけることは本当に希少となってきました…
黄綬褒章受賞の牛首紬加藤機業場の「石」の文字。
ごく限られた問屋にしか生地が納められませんので、
「石」マークのついたお品は、それだけで大変な価値がございます。
第二次世界大戦以後次々と廃業していくなかにあって、
ただひとり残り、糸作りを続けた加藤志ゆん氏。そのご子息、加藤改石氏の紬地で御座います。
糸作りから織り上げるまで、全ての工程は手作業…
通常一度に一疋(二反分)織る際には、一週間かかりますので、
月産では十数点しか織り上げることができません。また、取扱いルートが
きっちりと決まっており、ごく限られた問屋にしか生地が納められませんので、
「石」マークのついたお品は、それだけで大変な価値がございます。
絹100%
長さ約3.8m(お仕立て上がり)
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 観劇、音楽鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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