商品番号:1503980
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
京都・美山。
初夏には螢が飛び交う、風光明媚なその地より希少なお品を仕入れて参りました。
西陣織の織元【 田村屋 】の蛍庵ブランドの
味わい深いざっくりとした紬の特選袋帯のご紹介です。
螢庵のお品のファンの方、個性的なお品を
お探しの方におすすめで、洒落訪問着、小紋、
織のお着物などのお着物との相性が良い事でしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
強弱がつけられた、茶系の濃淡の糸が杢状に
織り込まれた帯地に、影絵のようなシルエット状の
蔦の葉のお柄が全通柄にて織りだされております。
全通のお柄付の帯は、お太鼓のお柄合わせの必要がございません。
お太鼓のお柄の位置に悩まず着装可能ですので、
お着物初心者の方にもおすすめでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますが美品です。
【 田村屋 蛍庵について 】
京都・美山に工房を構える
創業者で庵主の田村螢成(けいせい)氏。
伝統に新しい息吹を与える独自の作風が高い評価を受け、
帯にとどまらず、数々の斬新な着物つくりや美術的アート作品など、
広く創作活動を続けていらっしゃいます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.2m(短尺)
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お稽古、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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