商品番号:1501403
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
お着物ファンの憧れ…黄八丈。
年々本当にご紹介の機会が減ってきているなか
人気のまるまなこから、なかなか見かけない配色の
良色柄の作品を見つけて参りました!
証紙もきっちりと付いた良き状態の一品を
残念ながら寸法が小さめのためお値打ち価格でご紹介します!
業界最大手といわれる中古問屋さんから
特別に仕入れさせていただきましたので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
まるまなこの地紋を織りなした樺茶色の地に
刈安による格子模様を浮かべて。
落ち着いたなかにも感じられる深みと味わい。
草木染め特有の、まろやかな優しさと粋な雰囲気に溢れたお色…
本当に、吸い込まれそうなその豊かな表情を感じていただけることでしょう。
手間ひまをかけて、また心を込めてつくられました。
丁寧な手織りですので、糸に無理がかからず大変丈夫です。
年月を経ても変色することがなく、洗えば洗うほど、そのお色は冴えを見せます。
絹物らしい、重みある渋い色艶はまず飽きるということがございません。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です!
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 黄八丈について 】
その歴史は古く、室町時代から貢絹の歴史があります。
徳川時代には将軍家の御用品となり、
大名や高官、御殿女中に用いられ、「大奥」をも風靡。
徳川の中期以後、染織の技術が進み、黄・樺・黒の三色を組み合わせた
竪縞・格子縞が織られるようになり、
現在に至るまで何百年もの継承がされている。
糸染の、黄は刈安、樺はまだみの樹皮、黒は椎の樹皮と、
全て植物性の天然染色で、
数十回の染めを繰り返し表現される奥行きの色彩。
色をとめるのに、黄・樺は木灰を使い、
黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させる。
黄八丈の織は「平織」のものと「綾織」のものがあり
平織はその名の通り、経(たて)糸と緯(よこ)糸を
一本おきに交差させる最も基本的な織り方。
お柄としては
二くずし、のげ、べんけい・ななこ・三くずし・千すじ・万すじ
などがある。
綾織は組織り点が斜めの方向に連続し、斜線状をなす織り方。
別名、斜文織(しゃもんおり)と呼ばれ、黄八丈独特の
めかご・風通くずし・たつみあや・太郎左衛門・一松(市松)・
ひしあや(菱綾)・杉綾・まるまなこ・よせあや・片あや・足高貴(あしごうき)
と呼ばれる織技法が存在している。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 152.5cm (適応身長157.5cm~147.5cm) (4尺0寸3分) |
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裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73cm(1尺9寸3分) 袖巾37cm(9寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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