商品番号:1498295
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【 仕入れ担当 田渕より 】
画家にして、加賀友禅作家。
百貫俊夫、号【 百貫華峰(ひゃっかんかほう) 】…
日展の審査員、評議員、日本現代工芸評議員としても活躍されておられ、
名実ともに力のある、加賀友禅界の歴史に刻まれる名匠でございます。
本品はその華峰氏による、加賀五彩にて
正統派意匠を染め描いた色留袖。
華峰氏のファンはもちろん、加賀友禅のよきお品をお探しの方、
コレクターの方、華峰氏のお着物の価値をご存知ならば
この価格は必見の仕上がりのお品。
是非ともお手元でご覧くださいませ。
【 お色柄 】
しっとりと肌にやわらかく、それでいてさらりとなめらかな上質な絹地。
地色は淑やかな薄萌葱色を基調として
松に梅、翔鶴が染め描き出されております。
その加工は言わずもがな、しっかりと良き加工。
本加賀の写実性に、描き出されたのは「命」…
絹を生み出した蚕の命、そして描く人もまた命の流の中に身を置く者であり、
全てのものに命が宿るように、お着物にも命が宿っております。
着姿の美しさで、加賀友禅に勝るものはございません。
すでに本加賀のおきものをたくさんお持ちの方にも、
いつかは本加賀を一枚と思われている方にも、お勧めしたい逸品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 百貫華峰について 】
1944年 石川県金沢市生まれ
本名は百貫俊夫
画家にして、加賀友禅作家。
東京にて染色の技法を学んだ後、金沢に帰り、
66年より故・人間国宝【木村雨山】氏に指導を受け、
88年・91年日展にて特選を受賞された経歴をお持ちの作家です。
日展の審査員、評議員、日本現代工芸評議員としても活躍されておられ、
名実ともに力のある、友禅界の歴史に刻まれる作家さんです。
<略歴>
昭和41年 木村雨山氏に指導を受ける
昭和48年 現代美術展にて「ロータリークラブ賞」受賞
昭和49年 現代美術展にて「北陸放送社長賞」受賞
日展、初入選
昭和51年 現代美術展にて「特別賞」受賞
昭和55年 東京三越本店にて初めての個展
昭和56年 日本現代工芸展にて「日本現代工芸賞」受賞
昭和58年 全国植樹祭の天皇陛下、ご来県の御宿泊所、加賀屋
「渚亭」で染額「鶴竹の図」「花鳥の図」が天覧の光栄に浴す
昭和60年 日本現代工芸展にて「日本現代工芸会員賞」受賞
昭和63年 金沢市文化使節団として蘇州市を訪問する
現代工芸美術家協会欧州視察団として西ドイツを訪問する
第二十回 日展「月光の日の想い出」特選受賞の栄誉
平性2年 第二九回 日本現代工芸展審査員に就任
平成3年 第二三回 日展「河原の雨」特選受賞の栄誉
東京・日本橋高島屋にて個展
平成4年横浜・高島屋にて個展
平成5年 第三二回 日本現代工芸展「岩の中の私」東京都知事賞受賞
平成6年 第二六回 日展審査員に就任「見つめられている私達」
平成8年 第二八回 日展審査員に就任「古代と私達」
第一六回 「全国豊かな海造り大会」天皇陛下御来県の際に
テーブルセンター「遊魚」 染額「鶴・松竹梅の図」を制作
平成10年 第三七回 日本現代工芸展審査員に就任
第三十回 日展審査員に就任「赤富士と女神」
平成12年 東京・三越本店にて個展
七月 南アフリカ・マンデラ元大統領・新ムベキ大統領と会談
染額「鳩月桜の図」「おしどり月紅葉の図」それぞれ贈呈
平成13年 アンゴラ国ロスサンス大統領と会談
染額「鶴の語らい」贈呈
平成14年 第四一回 日本現代工芸展にて「窓際の女神と私」
文部科学大臣賞受賞の栄誉
平成16年 第四三回 日本現代工芸展審査員就任
「静寂」内閣総理大臣賞受賞の栄誉
平成18年 財団法人民族衣装文化普及協会
第二六回民族衣装文化功労者「きもの文化賞」受賞
平成21年 第四一回 日展審査員に就任
平成22年 第四二回 日展にて、「月光」が
第四科工芸美術部門 文部科学大臣賞を受賞
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
「丸無し下がり藤」の抜き一つ紋が入っております。
※ガード加工済み、衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
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裄丈 | 62cm(1尺6寸4分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 51.5cm(1尺3寸6分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈65cm(1尺7寸2分) 袖巾33cm(8寸7分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、初釜、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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