【染織工芸作家 浦野理一】 手加工染経節紬地九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「爪哇花更紗紋」 コレクターの方必見!

商品番号:1496934

¥360,000

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【 仕入れ担当 岡田より 】

昭和を代表する染織家、【 浦野理一 】氏による激レア品。

浦野理一氏の真骨頂、しっかりとした経節紬地に
迫力のお柄を染め上げた逸品名古屋帯のご紹介です。

お洒落のコーディネートのお供として、
その独特の風合いや世界観を持つその作品は、
現在でもたくさんの人を魅了し続けており、
伝統柄でありながら、どこか目新しく、他にはない
力強さを感じさせる仕上がり。

当時流行した縞のお着物や小紋、
結城や牛首などの力のある織りのお着物など
カジュアルスタイルにこだわりの帯姿を
お楽しみいただけることでしょう。


【 お色柄 】
ふっくらとした節糸が浮き沈みする経節紬地を
かなり濃い留紺色に染め上げ、異国情緒を感じさせる
花更紗が単一の配色で大胆に染め上げられております。


【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。


【 経節紬について 】
瓢箪糸(大きな節のある手引きの真綿糸)と呼ばれる、
節感の強い糸を経緯に使って製織された紬。
真綿から丹念に手でつむぎ出される節のある
太糸の糸味が際立つ野趣豊かな織物で、
染織工芸作家の浦野理一の代表的な作品として
広く知られている。

初期の頃作られた浦野染織工房の無地紬は
小さな節感のものであったが、子息の浦野範雄が
試行錯誤5年の後に広く知られる、大きな節のある
浦野の『経節紬』を感性させた。


【 浦野理一について 】
昭和40年頃に活躍した染織研究家。

デパートの呉服部に勤務後、1962年北鎌倉に
『浦野染色研究所』を設立。
紬織、紅型、友禅、更紗など様々な技法による
作品を残し、後の世の多くの染織作家に
影響をあたえた。

自分の経歴を公表しない作家だったため
詳しい経歴は不明。
小津安二郎の映画の着物監修で一躍有名に。
特に紬織の経節紬(たてぶしつむぎ)が知名度が高く、
野趣に富んだ手引きの節糸を用いたざっくりと
織られた素朴な紬織は、着物、帯ともに現在でも
高い人気を誇る。

北鎌倉の庵のような理一のアトリエ兼住まいには、
膨大な文献と文様集、色帳が残され、子息である
浦野範雄に受け継がれた。

【 経歴 】
1901年 長野生まれ
1962年 北鎌倉に『浦野染色研究所』を設立
1991年 没

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.6m
柄付け:六通柄 ※手先柄(果紋:はてもん)なし
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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