商品番号:1494142
(税込)
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【仕入担当 竹中より】
唐織の名門、河合美術織物。
西陣の老舗がその織技を駆使して富貴に織りあげた…
素晴らしいまでに豪華な特選袋帯をご紹介いたします。
ひと目でおわかりいただけるかと存じます。
重厚な存在感、そして緻密にして丁寧な織りあがり。
なかなかお目にかかれない逸品ものです。
お値打ちのこの機会をどうぞお見逃しなくお願い致します。
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、
締め跡もほとんどめだたない美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【お色柄】
唐織は、京都の西陣を代表する伝統的な絹織物。
江戸時代の極めて装飾性の高い美術織物がその源流です。
装飾を目的とした織物としては、
舞楽の装束禁中御用の特別な包裂・神社の戸帳・神輿の飾裂などに用いられました。
美術織物としては、原画のもつ筆致や雰囲気を、
名画や名筆を手本にして「織り」の世界に変換いたしました。
まさに京都西陣の織匠たちの飽くなき努力の賜物です。
その織りくちからは考えられないほどしなやかな帯地。
落ち着きがあり気品溢れる濃紫に金砂子散らし。
その地を梅つくように たれ先から上へ上へと飛び立つ
重なり合う鶴の姿が本金箔を綾なしながら
織りなしました。
これだけの存在感がありながらも、ここまでの女性美。
重厚感がありながらも優しく、それでいてにじみでる品格。
名門の手にかかるとここまで違うのか…
おきものをご存知ない方でも、きっとすぐに「よきもの」おわかりいただけます。
悠久の美を感じさせる高雅な表情。
さすが河合美術ならではの贅沢な織り上がりです。
呉服の展示会などでは、大変な高額で販売される河合美術織物のなかでも、
純西陣手織りの袋帯です。
手織り帯は中国で製織されるものがほとんどで、
京の西陣の地で手織りされるものは今となっては本当に数少なく、入手困難になっております。
西陣の名門の逸品をぜひ…
どうぞ末永く存分にご堪能くださいませ。
この機会、お見逃しのないようお願い致します。
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の
復元を完成。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹:100%(金属風糸以外)
長さ4.33m
耳の縫製:袋縫い
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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