【河村織物】 特撰手織袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「鳳凰蜀江紋」 正統派の古典フォーマル！ 染かと見紛う緻密な織り…。

【仕入担当　竹中より】
老舗の名門機屋の手織りの逸品袋帯をご紹介致します！
【河村つづれ】で知られる【河村織物】は、
手織りの技と洗練されたセンスで江戸の慶長の時代より続く老舗の機屋です。
西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわりつづける【河村織物】。
悠久の美を奏でる素晴らしき一条！
フォーマルシーンにぜひ！



【商品の状態】

リサイクル中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、
締め跡もわずかな美品でございます！
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ！


【お色柄】

今回ご紹介いたしますのは、上品かつ典雅なムードの絢華な一品。
上品で楚々として、それでいて上質感を見せ付ける風格のある一本のお届け致します。

品よく煌く金の帯地に緻密に織り上げられた意匠。
「鳳凰蜀江紋」と題された作品は、落ち着いた金をベースにした、
最小限の色使いながら、たっぷりとした存在感を魅せ付ける見事な出来栄え。
蜀甲にちりばめられた繊細なラインの華文や小花模様は
その一つ一つがしっかりと、主張してくるかのような、ボリュームある意匠の艶やかさ。

美しい光沢をはなつ金の箔糸が柄行の奥に繊細に織り込まれて。
親しまれてきた有職の古典模様と歴史に培われた名門の自信がしっかりと伝わってくる、
まさに一級品と呼べる最高の仕上がりです。

まさに一生もの。
お探しの方も多いかと思います。
量産される帯でない故、数も出回っておらず、大変稀少とされております。

留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地など、華やぎを求められるお席に、
重みのある本物を是非コーディネート下さい。
きっとご満足いただける着姿をお約束いたします。
信頼のブランド河村織物が自信をもっておすすめする素晴らしい1点です。
末永く、御愛玩いただけることと思います。この機会をお見逃しなく！

【　河村織物について　】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46

手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。

西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。

【　沿革　】
1959年　会社設立
1962年　手織紋つづれ　生産開始
1976年　三笠宮殿下御夫妻　玄琢工場御見学
1978年　中国進出　明つづれ帯・刺繍帯　生産開始
1987年　中国　手織工場建設　生産開始
1990年　天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
　　　　国立能楽堂に能装束寄贈
1991年　大相撲（化粧回し　行司衣装）製造開始
　　　　幕内行司　木村光彦氏に行司衣装寄贈
1998年　京都祗園八坂神社　御神服復元奉納
1999年　神戸生田神社　舞楽衣装一式奉納
2002年　天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作

【　西陣織について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年2月26日指定）

多品種少量生産が特徴の京都（西陣）で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄～享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年（1730年）の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
（高機）では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦（たてにしき）」、
「緯錦（ぬきにしき）」、「緞子（どんす）」、
「朱珍（しゅちん）」、「紹巴（しょうは）」
「風通（ふうつう）」、「綟り織（もじりおり）」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。

バイヤー
竹中 浩一

090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。