商品番号:1492750
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
博多織の織元【 大倉織物 】の誠之輔ブランドより。
博多織の製織技術で紹巴織の組織で織りだされたお品で、
密度が高く、しなやかで大変締めやすいお品です。
西陣織とはまた違った織味。
訪問着、付下げ、色無地、などのお着物にあわせて
粋な帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
しなやかでコシのある黒地に、
黄糸や金糸を織り上げた荘厳な印象の帯地。
くすみのかかったの彩りの糸と控えめな金糸使いで、
落ち着きある表情でございます。
紹巴織の特徴である絹の柔軟性、伸縮性に優れた帯地で、
しめやすくゆるみにくい帯でございます。
また、全通柄で織りだされておりますため、
お太鼓のお柄合わせの必要がございません。
お太鼓のお柄の位置に悩まず着装可能ですので、
お着物初心者の方にもおすすめでございます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 紹巴織について 】
経糸(たていと)を緯糸(横糸:よこいと)で覆い隠すように、
緻密に筬打ちをして製織される織物。
高級品として代表的な「つづれ織」に似た織技法で、
染描いたかのような絵画的な織表現が可能。
他の織物の帯と比較すると、緯糸同士の摩擦が大きく、
「絹鳴り」のする地風となり、ゆるみにくく、
締めやすいのが特徴。
名物裂の一つで、千利休の弟子、
里村紹把(さとむらしょうは)が所持していたところから、
この名がついたとされる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%※金属糸風繊維のぞく
長さ4.62m(長尺)
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
※ガード加工済みのタグが縫い付けられております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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