商品番号:1492303
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
このお柄、お好きな方が必ずいるかと思います。
古代伝統に基づいてあらわされた一枚の絵画のような迫力…
西陣の織りどころより、真珠本金箔を用いて細密細緻に織り上げられたひと品をご紹介いたします。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
帯地の質感はしなやかでいて密。
仄かな煌めきを放つ漆黒の帯地は、
光の加減で表情を変え、意匠に奥行きを演出致します。
その凛とした風情の帯地に織描きだされたのは「風神雷神図」。
かの俵屋宗達が描き出した、力強い風神雷神の意匠が
細緻に織り出され、無地場にも余韻を感じさせる仕上がりとなっております。
名画から感じられる、素晴らしい風情をお楽しみください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 真珠箔について 】
真珠の表面を削った真珠の粉が用いられております。
和紙の上に箔を敷き、そこに、粉砕した真珠の粉を重ね作られるのです。
袋帯を織り上げるのに、使われる箔糸の数は約一万本。
真珠の粒に換算いたしますと、2000粒の真珠玉によって帯1本分が形成されております。
そうして帯に織り込まれた箔が、美しい光沢と独特の奥行きを演出し、他にはない表情をお楽しみいただける仕上がりとなっております。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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