商品番号:1485261
(税込)
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【仕入れ担当 竹中より】
淑やかな彩り、丁寧な染めの美しさ。
ご説明はもはや不要。
京友禅界の名匠、松井青々氏の黒留袖でございます。
今回ご紹介しますのは、上品なはなやぎにみちた1枚
季節を纏う和装の醍醐味を…どうぞご堪能くださいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【お色柄】
さらりと肌を滑る上質な絹地。
お色は深みある黒を基調に、
身頃から裾にかけてたっぷりの柄付けにて
薄茶濃淡のぼかしがほどこされ金箔ちらしを背景に
霞に花車模様を描きあげました。
牡丹 藤 菊 桜 桔梗。。
心打たれる風情ある華やぎ。
金彩の輝きが一層の気品と風格をもたらしております。
優しい風情の中に、ほんのりと含まれる力強さ。
風格ある”良きもの”をさりげなくきこなす大人の贅沢。
お着物好きの方にも満足頂ける、美しい仕上がりのお品です。
帯をひきたてながら…
お召しになられる方を、美しく凛とした風情に演出する作品の力。
フォーマルシーンに印象に残る着姿を
演出してくれます
自信をもってお届けさせていただきます。
【松井青々について】
すばらしい創作品を数多く展開されている松井青々氏。
そのすばらしさゆえに、コピー的な商品も多くございます。
しかしそれらまでも「青々調」と呼ばれ業界に認知されるほど、
青々氏の意匠力は作品の枠を超え、ジャンルとして確立されました。
昭和20年 京都市美術工芸学校(現銅美高)日本画科入学。
入江波光・猪原大華・勝田哲等に師事。
昭和26年 京都市立美術大学(現市立芸大)日本画科入学。
榊原紫峰・小野竹喬・徳岡神泉・上村松篁等に師事。
昭和30年 美大作品展に卒業制作「町」を出品受賞買上げとなる。
新制作春季展「岩礁」・京展「岩礁」出品受賞。
新制作秋季展「岩礁」作品入選
この頃より父の下で京友禅の修得を始める。
昭和32年 朝日新聞社主催 京都美術懇話会会員に推挙
昭和64年 京友禅の技術一切を修得し、1月父新太郎より「青々」を襲名
平成元年 ”日本きもの祭り”において師の新しい技法の訪問着が通産大臣賞を受賞
以後、多数の受賞をする。
平成6年 新技法作品「萌芽」を新工房で完成させ、好評を得る。
平成12年 染色活動と日本画に専念し、工芸家としての志をより大きくする。
【 松井青々について 】
京友禅の代表的作家
青々の名はマツヰ染繍株式会社発足の1963年に
松の井の水とともに、松の緑がいつまでも
青々と生き生きしているよう、作風も
そうある事を祈念しつけられた。
タタキ染の地色に松竹梅や菊などの柄に
金彩を施した豪華かつ優美な作風が特徴で
作品の素晴らしさ、人気から一世を風靡し、
青々調と呼ばれる模造品も出回る事態となった。
■初代 松井青々(本名:新太郎)
1904年 松井元治郎の長男として京都に生まれる
1914年 日本画家・今尾景年門下/小倉吉三郎師に入門し
京友禅の技術一切を習得
1927年 日本画家・三宅鳳白師につき日本画を研究
1930年 染織総合デザイナーとして独立
染織展覧会において通商産業大臣賞、
京都府知事賞など多数受賞
1950年 京都染織美術協会会員となる
1989年 長男・祥太郎に「青々」を譲る
1991年 12月24日逝去
■二代目 松井青々(本名:祥太郎)
1932年 松井新太郎の長男として京都に生まれる
1945年 京都市立美術工芸学校(現銅駝美高)日本画科入学。
入江波光・猪原大華・勝田哲等に師事
1950年 この時期までに校友会展を中心に「牡丹」
「牡丹図」「大鷲」「糺の森」「清水寺」「ダリア」
「山茶花」などを制作
1951年 京都市立美術大学(現市立芸大)日本画家入学
榊原紫峰・小野竹喬・徳岡神泉・上村松篁等に師事
1954年 上村松篁・山本岳人・吉岡堅二等の主催する
新制作協会(現創画会)に初出品、初入選する
1955年 美大作品展に卒業制作「街」を出品受賞、買上げとなる
新制作春季展「岩礁」出品受賞
京展「岩礁」出品受賞
新制作秋季展「岩礁」出品受賞
この頃より父の下で京友禅の習得を始める
1956年 新制作春季展「村」出品受賞
朝日新聞社主催朝日新人展に「村」を招待出品
1957年 朝日新聞社主催京都美術懇話会会員に推挙される
第10回懇話会展に「島」を出品
1958年 土井撰美堂主催九名会に「段丘」を出品
第11回懇話会展に「作品A」を出品
1989年 京友禅の技術一切を習得
父新太郎より「青々」を襲名する
1992年 京都文化博物館に於いて
「初代・青々によせてーーー松井青々作品展」開催
■三代目 松井青々(本名:淳太郎)
1967年 初代青々(本名:新太郎)の孫、
二代目青々(本名:祥太郎)の甥として生まれる
京都市芸術大学に入学、日本画科を専攻上村淳之先生等に学ぶ。
卒業後、二代目の下で京友禅を修得、二代目青々が傘寿を
迎えるにあたり三代目「青々」を襲名した。
表裏:絹100% (縫製:手縫い) 五つ文 丸に並び矢
身丈(背より) | 164cm (適応身長169cm~159cm) (4尺3寸3分) |
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裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 33.3cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 47.7cm(1尺2寸6分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.3cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.4cm(1尺7寸8分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 袖丈50cm(1尺3寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 4~5月、10~11月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、お付き添い、パーティー、お食事会、観劇、音楽鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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