【伊賀組紐三代目・廣澤徳三郎監修】 特選江戸小紋着尺 ≪伊と幸・松岡姫≫ ～奥の細道～ 「大和草花意匠・茶」 生地からこだわり… 粋な大人の和姿を。

定番にお持ちいただきたい、江戸小紋。
お柄にこだわり、生地にこだわりの「松岡姫」を使用した、
上質をさらり、お洒落に装っていただける、
まさに大人の女性のための一枚でございます。

さらに今回は、伝統工芸｢伊賀組紐｣の創始者であり、
伊賀組紐伝統工芸士の廣澤徳三郎氏監修のひと品でございます。
伊勢、伊賀の伝統が育んだ作品を、まずはどうぞご覧くださいませ！

最高のきものを作るには、最高の素材から。
良い生地は、染め通りの良さ、そしてなにより着心地が違います。
本作には、繭から生地まで一貫した最高級品「松岡姫」が用いられております。
山形県の庄内地方は、農作物に非常に恵まれており、
蚕の育成に必要な条件を、完璧なまでに備えております。

恵まれた風土で育った蚕は、粒ぞろいで均一。
汚れや不良品が少なく、さらにその中でも最高品質なもの…
それが「松岡姫」なのです。

生地の特長は、
繊細なしなやかさ、色ムラのない均一の染め上がり、色栄えする染めの美しさ。
その極上の生地質にもご注目いただきつつ、まずはどうぞご覧くださいませ。

さらりとやわらかなシボ感の特選ちりめん地は、
しっとりと落ち着いた茶色。
その地に、たっぷりと地を覆うように紅葉など、
四季折々の草花の意匠が込められました。
細やかに繰り返されるお柄行がシンプルな面持ちながら、それだけではない、
どこか奥行きを感じさせる、大変趣深い一枚となっております。

生地の巻終わりには、
伊勢型小紋作家・横谷楠生氏の奥の細道の型紙を用いて、
意匠が染め表されております。

江戸小紋は、少し改まったお席やお茶席にも最適なお着物です。
現代のシンプル好みのコーディネートにも、帯をアクセントにして、大活躍。
あくまでも正統派のものですから、
さりげなく洗練を感じさせてくれる本当におすすめの一枚です。

生地も染めも質の良いものをとお考えの方に、心よりおすすめいたします。
どうぞこの機会、お見逃しなきようお願いいたします。